n人でじゃんけんの平均決着回数３

ｎ人でじゃんけんをしたら、平均何回で決着するか（３／３）

　　じゃんけんの人数と、平均決着回数の関係を考えています。前回の続きです。

３　平均決着回数の計算（１）

決着する確率は　(3･2^ｎ－６)／３^ｎ　　　と、わかりましたので、
平均決着回数は求められます。　

「確率」と「平均決着回数」は逆数の関係ですので、（理由←クリック）

ｎ人のじゃんけんでの平均決着回数は　　３^ｎ／(3･2^ｎ－６)　回　となります。

４　人数と平均決着回数の関係表とグラフ

人数	平均決着回数	１回で決着がつく確率	人数と平均決着回数の関係です。２０人では平均１０００回超えですね。　回数を対数軸にすると、ほぼ直線です。　　　　　　　約６人増えると、回数は約１０倍になるようです。
2	1.5	0.6667
3	1.5	0.6667
4	1.9	0.5185
5	2.7	0.3704
6	3.9	0.2551
7	5.8	0.1728
8	8.6	0.1161
9	12.9	0.0777
10	19.3	0.0519
11	28.9	0.0346
12	43.3	0.0231
13	64.9	0.0154
14	97.3	0.0103
15	146.0	0.0069
16	219.0	0.0046
17	328.4	0.0030
18	492.6	0.0020
19	738.9	0.0014
20	1108.4	0.0009

２０人なら１０００回位が標準記録？

だれか挑戦してみませんか？