大相撲の巴戦は平等か(4)

ということで、
最初に対戦する2力士の優勝確率は 
5/14 
最初は残っている力士の優勝確率は 
4/14 
ということは、
最初に対戦する方が有利なのです。

まあ、これは、最初に対戦する2力士は、最初負けてもまだチャンスが残っていることに対して、
後から戦う力士は初めての戦いで負けたら、もう優勝はないのですからね。明らかですね。

相撲協会さんはこれに気付いているのかなぁ。

公平にする方法としては、総当たり戦です。
たった3試合(三番)で総当たり戦が終わるのだから、そんなに大変じゃないはず。
これでもし、3力士が1勝1敗で並んだら、次の総当たり戦3試合をやればいいのですから。
でも時間かかるかなぁ。
くじ自体が公平なので、巴戦は運も入っていると考えれば、しょうがないのでしょうか。

ちなみに5人での優勝決定戦は以下のようにやるそうです。

@で一番右、Aの巴戦で最初の対戦。になったらとてもラッキーですね。

なお、この巴戦の確率の話はあちこちのホームページで紹介されているようです。

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