STEP1 食塩水べんり図の基本

 

べんり図の基本です。最初にマスターしてください。
できれば紙と鉛筆を用意してください。
実際に手を動かせば覚えるものです。
それから、画面では限界があるため、紙に書き起こした方が、
絶対によく分かります。 

 まず、初めに下図のように書きます。

 

  ←食塩水の濃度(%) 

  ←食塩水の量(g)

  ←溶けている食塩の量(g)

ビーカーのイメージです。
上の横線が、食塩水の水面のイメージです。
下の横線は、溶けている食塩をまとめて沈めたイメージです。
青文字は 「かける」と「イコール」です。
緑文字の100は「/100」(百分の・・)の意味で、
/100も含めて溶けている食塩の量を表します。

 使い方の例(以下  は、「かける」の意味)


   問題1
    5%の食塩水300gには食塩は何g溶けているか。


   解答1
    |   5   |  ←5%なので
    |―――
−――|
    |  300  |  ←食塩水の量300g
    |―――
||―――|
    |  1500 |  ←5*300=1500
     ―――――――
         /
100  ←/100も含めて食塩の量

      このような図を書いて、答は 1500/100 (100分の1500)
      約分すれば 15        答
15

 

   問題2
    7%の食塩水x(g)には食塩は何g溶けているか。


   解答2
    |   7   |  ←7%なので
    |―――
−――|
    |   x   |  ←食塩水の量 x(g)
    |―――
||―――|
    |   7x  |  ←7*x=7x
     ―――――――
         /
100  ←/100も含めて食塩の量

      このような図を書いて、答は 7x/100 (100分の7x)
                        答 
7x/100 

 

分かりましたか?
この図を使えば、かけ算をするだけで、
溶けている食塩の量が求められるのです。

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