40人のクラスで同じ誕生日の人たちがいる確率

クラスの中の誰かと誰かが同じ誕生日であることは、
珍しいことなのでしょうか、よくあることなのでしょうか。
余事象を使って計算します。(1年365日として、計算します。)

 まず3人から

3人のクラスで、同じ誕生日の人がいる確率は、
余事象を利用して、
1−(3人がすべて違う誕生日である確率)
で計算できます。

3人の誕生日の作り方(選び方)は 365 (3乗)
3人が違う誕生日になる場合の数は 3653 (順列)
  (→365個の誕生日から、3つをABC3人に割り振るので)

よって、計算は、

1−365/365≒0.0082  (0.82%。こりゃ珍しい)

です。
よく分からなければ、こんな計算でもいいです。

    ↓2人目が1人目と違う誕生日である確率
1−
364/365 * 363/365
         ↑3人目が1・2人目と
          違う誕生日である確率

 40人なら

40人のクラスで、同じ誕生日の人がいる確率は、
余事象を利用して、
1−(40人がすべて違う誕生日である確率)
で計算できます。

40人の誕生日の作り方(選び方)は 36540 
40人が違う誕生日になる場合の数は 36540 

よって、計算は、(エクセルで計算させました。)

1−36540/36540≒0.8912  (89.12%)

です。
さきほどと同じように、こんな計算でもいいです。


1− 364/365 * 363/365 * 362/365 * ・・・・・・ * 326/365
    

でも、89%では、かなりの確率で、
 誰かと誰かが同じ誕生日ということになりますね。

 

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